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  • 執筆者の写真nin-shinkyu

◇免疫を調整するのは自律神経◇自律神経のことvol.1


ブログをご覧いただきありがとうございます(^^)


よく患者さまには、

「自律神経を整えましょう」

「免疫をあげましょう」

と声をかけておりますが、

これらについて深く説明するには、なかなか時間がかかってしまいます。


本当はしっかり理解していただき、

同じ目的を持って治療をすすめたいのですが、

いつも簡単な説明しかできておりません。


今後もnin鍼灸院は「自律神経を」という言葉を多用すると思いますので、

少しづつ、ブログでもご説明していきたいと思っております(^^)





私たちの体には病気から体を守る[免疫]というシステムが備わっています。


この免疫システムは

体外から侵入してくる細菌やウイルス、体内の異物などから体を守ってくれています。


そのおかげで、

病気を未然に防ぐことができ、また病気になっても治癒し、

健康に過ごすことができるのです。


この免疫を調整している大元の司令塔は、脳の中枢にある自律神経です。

自律神経は、全身の血管や内臓などの体の内部環境の働きを無意識レベルで調節しています。

(意識的に調整することはできません)



自律神経には対照的に働く交感神経と副交感神経とがあり、

交感神経は、主に昼間、

緊張しているときや興奮しているときに働き、

アドレナリンを放出しています。


これに対し副交感神経は、主に夜間、

食事のときや笑うとき、休息時に働き、

アセチルコリンを放出しています。


対照的な二つの神経は、

気候・環境・感情などの外的要因、内的要因を受けて常に微妙に変化しています。


両者の神経は末端から分泌しているアドレナリンとアセチルコリンの

ホルモン系によって司令を行い、組織を刺激し、

体温や血流などのエネルギー生成までも調整しています。

血流に関わるということは血液中にある免疫を担う白血球にも関わります。



人間が生命を維持できているのは、

体のすみずみまで流れている血液のおかげです。




血液には、

・酸素や栄養素を運び、二酸化炭素と老廃物を回収する

・熱を運び水分と体温を調節する

・体外からの侵入者や体内の異物を監視し攻撃する

などの働きを担っています。


つまり自律神経と血液は密接な関係にあり、

血液と免疫は同時に作用しあいます。


病気を防ぎ、また病気になっても治癒してくれる免疫をあげるためには、

自律神経を整えることが重要であることがわかります。


近年、何らかの疾患を抱えている人口が増え、

健康(不調を抱えていない人)である人口が減少傾向にあります。


病気を防ぐためにも、

自律神経を整え、

健康寿命をのばしましょう。


nin鍼灸院の全身鍼灸治療は、自律神経に着目して施術をしております。


お気軽にご相談ください(^^)



nin鍼灸院

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