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執筆者の写真nin-shinkyu

◎妊娠率・生産率を高めるビタミンD◎nin鍼灸院


ブログをご覧いただきありがとうございます(^^)


妊娠のために特に必要なビタミンはいくつかありますが、

重要さに対してあまりまだ認知されていないのが”ビタミンD”の存在です。


ビタミンDは女性の生殖にとても重要で、

ビタミンDが不足していると、妊娠率の低下、妊娠合併症、新生児の発育障害のリスクが高まるとされています。


実際に、ビタミンDが足りている人は、不足している人に比べて出生率が高くなっています。


また男性側でもビタミンDは精子の運動能力を高め、

精子の細胞内へのカルシウム吸収を促すことで、精子の受精能力の獲得に関与しているといわれています。


ビタミンDの不足は血液検査で分かりますが、

すべてのクリニックで、ビタミンDの測定を行なっているとは限りません。


血液検査をしなくても、

・年中日焼け対策をしている

・あまり直射日光に当たっていない

・多嚢胞性卵巣症候群の指摘をうけている

これらの方はまず不足傾向にあると予想できます。


私の経験上、

妊活中の女性がビタミンDを測定してみて、

十分に足りていたという患者さんに会ったことはありません。

測定した全員が、

「かなり不足していた」もしくは「妊娠を望むには不足している」状態でした。



妊活においては、ご夫婦ともに積極的にとっていただきたいビタミンです。











ポイント1:日光浴

ビタミンDは日光を浴びることによって体内で合成されます。

1日30分を目安に、手の平でも足の裏でも良いので日光を浴びることを推奨します。


ポイント2:食事

カツオや鮭などの魚類、きくらげ、しいたけに豊富に含まれています。


ポイント3:サプリでの補充

明らかに不足している場合は、サプリでの摂取をおすすめいたします。











ご注意:過剰摂取について

ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、サプリによる過剰摂取は、

腎障害などをおこしてしまう可能性があります。

18歳以上の大人で100μg(4000IU)を上限としている機関もありますが、

250μg(10000IU)まで安全とされる報告もあります。

いずれにしても、上限をこえる継続的(半年以上)な過剰摂取はお控えください。



nin鍼灸院

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